ココナッツをご存知でしょうか?ハワイなどの南国で見られる殻の硬いあの植物です。殻に穴を空けるなどして果汁を飲んだことのある人もいらっしゃると思います。

 

このココナッツから採取できるオイルは美容などにも効果があるとして、最近では化粧品の成分となっていることがあります。ではココナッツオイルは他にどのような力を秘めているのでしょう。

Sponsored Links

ココナッツオイルと運動を合わせてダイエットを促進!?

coconutoil-diet

ココナッツオイルの特徴

まずココナッツオイルの特徴としてダイエットに効果があると言われています。特にカロリー制限が必要ない、リバウンドがないなどダイエット経験者にとっては夢のような言葉が並んでいます。

 

これは本当なのか調べるために、ココナッツオイルの成分を見てみましょう。

 

ココナッツオイルの成分

ココナッツオイルの成分は中鎖脂肪酸とラウリン酸の2つです。

 

炭素の数が5~12のものが中鎖脂肪酸と言います。また炭素数が13以上あるものが長鎖脂肪酸、4以下が短鎖脂肪酸と呼ばれています。

 

短鎖脂肪酸

代表的な短鎖脂肪酸として酢酸や酪酸があります。

 

食事で採ることもできますが、腸内細菌が作り出したものを利用することもあります。

 

その他にも病原性のある大腸菌からの感染予防や発がん予防などの効果もあると見られています。

 

中鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸

分解速度が異なる

この2つの大きな違いは中鎖脂肪酸は水になじむのに対し、長鎖脂肪酸は水とは分離するということです。

 

人間の体は大半が水によって構成されています。そのため中鎖脂肪酸は体の大部分に水とともに運ばれることが可能なのです。

 

これは分解速度の違いを意味します。

 

分子量の違い

中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸はともに小腸で吸収されます。

 

中鎖脂肪酸は分子量がそれほど大きくないので、そのまま血管に入り門脈経由で肝臓に到着します。

 

しかし長鎖脂肪酸は小腸の壁を通り抜けたあとにグリセロール、たんぱく質と結合しカイロミクロンとならなければ状態を安定できないのです。

 

カイロミクロンはリンパ管や静脈から入って全身を巡り、各部の脂肪組織や筋肉組織に取り込まれますがここでもすぐに分解されるわけではありません。ブドウ糖が枯渇されない限り、カイロミクロン及び長鎖脂肪酸は分解されないのです。

 

貯蔵方法の違い

また貯蔵方法にも大きな差があります。

 

脂肪酸と名前から脂肪として蓄えられるというイメージが強いかもしれませんが、実際に蓄えられるものは長鎖脂肪酸が大部分です。

 

中鎖脂肪酸は摂取してから約3時間で分解率が最大を向かえ、摂取後10時間になると多くが分解されます。

 

これに対し長鎖脂肪酸は摂取後5時間でようやく分解のピークを迎えます。またこのピーク時であっても分解率は中鎖脂肪酸と比較しておよそ4分の1と言われています。

Sponsored Links

 

ココナッツオイルがダイエットに効果的な理由

ココナッツオイルがダイエットに効果的と言われている理由は、この分解の早さと貯蔵されにくさにあります。

 

ただし注意事項として中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすいというだけであって、中鎖脂肪酸を摂取しただけで痩せるというものではありません。同時に運動をすることによって初めてダイエット効果が得られるということを忘れないで下さい。

 

ココナッツオイルはアルツハイマー予防に効果的?

coconutoil-diet

ケトン体とは

中鎖脂肪酸には他にもケトン体を作り出しやすいというものです。

 

ケトン体とは脂肪酸やアミノ酸の不完全代謝産物の1つで、代表としてはアセトンやアセト酢酸があります。

 

このケトン体にはブドウ糖の代わりとしてエネルギーを作り出す役割を持っています。

 

ブドウ糖が作り出すAGEsとは

ヒトにとって主要なエネルギー源はブドウ糖です。

 

しかしブドウ糖を含む糖質は体内に過剰に存在するとたんぱく質と結合し、AGEsと呼ばれる糖化最終産物を作り出します。このAGEsが体の各部で問題を引き起こすのです。

 

AGEsは最終産物という名の通り、分解がされにくい化合物です。その上分子量の大きさから排出も難しいという特徴があります。そのため体の各部で溜まっていくのです。やや黄色を帯びていることから、肌に集中すれば黄疸ができるという症状もあります。

 

このAGEsは他にもアポトーシスを引き起こすとも言われています。アポトーシスというのは健全であった細胞が突然死亡するという現象で、がんのように死亡できなくなった細胞を排除する生体維持メカニズムでもあります。

 

しかしがん細胞がアポトーシスするのならば問題ありませんが、がん細胞以外にもアポトーシスを起こす危険性も同時に含んでいます。

 

アルツハイマーやパーキンソン病もこのアポトーシスから引き起こされているのではないかと見られています。

 

糖の過剰摂取の代表として糖尿病が知られていますが、それ以外にも危険性があることを覚えておいてください。

 

ケトン体をエネルギー源にする

では糖分はどの程度摂取すればいいのか、これは非常に難しい問題です。個人差もありますし、日ごろの運動量などにも関係します。

 

そこで1つ方法があります。エネルギーをブドウ糖に頼らないという方法です。

 

ブドウ糖が不足した状況ではケトン体がエネルギー源となるのです。これがケトン体並びに中鎖脂肪酸がアルツハイマーに効果的と言われている理由です。

 

長鎖脂肪酸でもケトン体の生成は行われますが、その生成量は中鎖脂肪酸の10分の1とも言われています。

 

最後になりますが、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸にはエネルギーに変わりやすいという特徴があります。

 

このため運動と併用すれば体に溜まった脂肪を効果的に落とせるでしょう。

 

またケトン体の生成量も多く、ブドウ糖の代謝に問題を抱えた人でも効果的にエネルギー供給が可能となります。

 

 

Sponsored Links

以下は美容に効果的な記事を掲載しております。